ファイル読み込みの仕様補足
ファイルを読み込むときに「思っていたのと違う形で入った」となりやすいところをまとめます。CSV と Excel が中心です。
数値になっている日付を日付型にする
これは、データソースの画面で Excel ファイルを読み込むときだけ使えます。 分析プロジェクトの中ではできません。
Excel で表示形式を自分で決めた日付のセルは、整数のまま読み込まれます。Excel が日付を数で持っているためです。
データソースの列型変更で日付型を選ぶと、正しい日付に直せます。
セルの値: 45306→ 整数として読み込まれる→ 日付型を指定 → 2024-01-15 として入る末尾に空白が付いた数値を数値型にする
1234 のように後ろに空白が付いた値は、文字列として読み込まれます。データソースの列型変更で数値型を選ぶと数値になります。前後の空白は落としてから数値に直されます。
こちらはデータソース限定ではありません。 分析プロジェクトの列の型変更でも同じ直し方をします。
CSV で起きること
true / false は文字列になる
true / false は文字列として読み込まれます。数値型には直せません。0 と 1 で扱いたいときは、分析プロジェクトの列の値を置き換える処理で変えてください。
大文字・小文字はそのまま残る
True / False のように、元のファイルの字がそのまま残ります。
列名より列数が多い行は、はみ出した分が落ちる
列名の数より多くの値が入っている行は、はみ出した分だけが落ちて読み込みは続きます。エラーにはなりません。
A,B,C1,2,34,5,6,7,8 ← 7 と 8 は落ちる9,10,11落ちたことは画面に出ません。 列数の揃っていないファイルを扱うときは、読み込んだあとに行数と値を確かめてください。
引用符が閉じていないとエラーになる
ダブルクォーテーション(")が閉じていない行があると、読み込みそのものが止まります。
A,Ba,"unclosed ← エラー(閉じていない)b,""unclosed ← エラー(閉じていない)c,"closed" ← 問題なしCSVファイルの列「
{{col_name}}」の読み込みに失敗しました。データ内にダブルクォート(“)が含まれている場合、開始と終了のクォートが対になっている必要があります。例えば「“値”」は正しい形式ですが、「“値」のように閉じるクォートがない場合はエラーになります。該当列のデータを確認してください。対象の値:{{value}}
どの列で起きたか分からないときは、次のメッセージになります。
CSVの読み込みに失敗しました。読み込みオプション「区切り文字」の設定を変更するか、ファイルの中身がCSV形式であることを確認してください。対象ファイル:
{{path}}
直し方 — 書き出し側で引用符を閉じるか、値の中のダブルクォーテーションを 2 つ重ねて書くようにしてください。
Excel で起きること
TRUE / FALSE は文字列になる
Excel の TRUE / FALSE は True / False という文字列として読み込まれます。1 と 0 にはなりません。
エラーのセルは空欄になる
数式のエラーが出ているセルは、値のない状態(空欄)として読み込まれます。 対象は 7 種類です。
| エラー表示 |
|---|
#DIV/0! / #NAME? / #VALUE! / #REF! / #N/A / #NUM! / #NULL! |
エラーのセルがある列は、列ぜんぶが文字列として読み込まれます。 数値として使いたいときは、Excel 側でエラーを直してから読み込み直してください。
データが始まる前の空の列は落ちる
列名も値も入っていない先頭の列は、読み込みのときに落ちます。 一方、データが始まったあとの空の列は残ります(列名だけあって値がない列も残ります)。
時刻だけのセルは文字列になる
00:00:01 のように時刻だけの表示形式が付いたセルは、00:00:01 という文字列として読み込まれます。日付の部分は付きません。
Excel のセル表示: 00:00:01 → 読み込み結果: 00:00:01Excel のセル表示: 12:30:45 → 読み込み結果: 12:30:451 秒より細かい値が入っているときは、00:00:00.158000 のように小数点以下 6 桁まで付いた文字列になります。
時刻として計算に使いたいときは、分析プロジェクトで日付時間型に変換してください。
空の行は残る
途中に空の行があっても、読み込みのときに詰められることはありません。値のない行としてそのまま入ります。 いらない行は、読み込んだあとに分析プロジェクトの「条件で行をフィルタ」で外してください。