行の並べ替え
指定した列の値で行を並べ替えます。売上の大きい順に見る、日付順に整える、といった使い方をします。表計算ソフトのソートにあたります。
並べ替えたうえで上位だけを取り出したいなら、先頭/末尾からn行選択に並べ替えの設定が付いているので 1 つのノードで済みます。
入出力
| ポート | 内容 |
|---|---|
| 入力データ | データ |
| 出力データ | データ |
行数も列も変わりません。変わるのは行の順番だけです。
Spark エンジンでも動きます。
設定項目
- 並べ替え必須
- 対象列と順序の組。複数作れます。上に置いた組から順に効きます。
- 対象列を選択必須
- 並べ替えに使う列。型は問いません。1 つの組につき 1 列です。
- 並べ替え順序を選択
- 昇順(小さい順・古い順)か降順。既定は昇順です。
複数の列で並べ替える
上の組が優先されます。 1 つ目の値が同じ行の中で、2 つ目の組の順に並びます。
たとえば「地域を昇順」「売上を降順」の順に設定すると、地域ごとにまとまり、その中で売上の大きい順になります。
すべての組で値が同じ行は、入力の順のまま残ります。 同点の行が実行のたびに入れ替わることはありません。
空欄の行はどこに来るか
空欄(欠損値)の行は必ず最後に来ます。 昇順でも降順でも、列の型が何であっても変わりません。設定で変えることはできません。
空欄を先頭に置きたいときは、先に欠損値処理で値を埋めてから並べ替えてください。
文字列の並び順
文字列は文字そのものに割り当てられた番号の順に並びます。読みの順では並びません。
| 並び | 例 |
|---|---|
| 数字 → アルファベットの大文字 → 小文字 | 1, A, a |
| 漢字 | 読みではなく文字の番号の順 |
| 見た目の近い字 | 字が違えば別の文字として扱われる |
読みの順に並べたいなら、読みを入れた列を用意してそれで並べ替えてください。
エラーと対処
対象列が決まらない
並べ替えの組を作ったのに列を選んでいないとき、または選んだ列が入力にないときに出ます。どちらの場合も同じ文言です。
対象の列が選択されていません。
直し方 — 組ごとに対象列を選び直してください。前の処理で列名を変えた・列を消したときも、ここを選び直す必要があります。使わない組は削除します。
よく使う例
1. 売上の大きい順に並べる
お題 — 売上ランキングを作りたい
入力 — 1 行 1 取引の明細。売上 列がある
設定 — 対象列 売上、降順
出力 — 売上の大きい行が上に来る。上位だけ取り出すなら、続けて先頭/末尾からn行選択をつなぐ
2. 地域ごとにまとめて、その中で売上順にする
お題 — 地域別の一覧を、地域ごとに売上順で見たい
入力
| 地域 | 店舗 | 売上 |
|---|---|---|
| 関東 | A | 300 |
| 関西 | B | 500 |
| 関東 | C | 800 |
| 関西 | D | 200 |
設定 — 1 つ目「地域 昇順」、2 つ目「売上 降順」
出力 — 地域でまとまり、その中が売上の大きい順になる
| 地域 | 店舗 | 売上 |
|---|---|---|
| 関東 | C | 800 |
| 関東 | A | 300 |
| 関西 | B | 500 |
| 関西 | D | 200 |
注意 — 関東 が先に来るのは読みの順ではなく文字の番号の順です(東 の方が 西 より番号が小さい)。地域を決まった順(北から南など)に並べたいときは、順番の番号を入れた列を別に作り、その列で並べ替えてください
3. 日付順に整える
お題 — 読み込んだデータの日付がばらばらなので、古い順に並べたい
入力 — 日付 列を日付型で持つデータ
設定 — 対象列 日付、昇順
出力 — 古い行から順に並ぶ。日付が入っていない行は最後にまとまる
4. グラフの並び順を決める
お題 — 棒グラフのカテゴリを多い順に並べたい
入力 — 集計済みの カテゴリ と 件数 の表
設定 — 対象列 件数、降順
出力 — グラフは入力の行順を使うため、ここで並べ替えておくとそのまま反映される