列選択/削除
条件を使って列を選びます。名前の一部で選ぶ、型で選ぶ、選んだものを除く、といった指定ができます。
列を一覧から選ぶだけでよいなら列選択(シンプル)の方が簡単です。
入出力
| ポート | 内容 |
|---|---|
| 入力データ | データ |
| 出力データ | データ |
Spark エンジンでも動きます。
設定項目
- 列を選択必須
- 残す列。「列選択」を押すと選択ルールの作成が開き、ルールを重ねて指定します。
列の選び方
ルールは選択方法と一致方式の組で作ります。
- 選択方法
- 次を選択か次を削除。そのルールで見つけた列を、ここまでの結果に足すか、引くかです。
- 一致方式
- 列の見つけ方。次の 7 通りです。
| 一致方式 | 指定するもの | 例 |
|---|---|---|
| すべての列 | なし | — |
| 列名一致 | 一覧から選ぶ | 顧客ID, 氏名 |
| 列型一致 | 型 | 数値の列すべて |
| 指定文字から始まる列名 | 文字 | 売上_ で始まる列 |
| 指定文字で終わる列名 | 文字 | _計 で終わる列 |
| 指定文字を含む列名 | 文字 | 日付 を含む列 |
| 正規表現一致 | 正規表現 | ^Q[1-4]_ |
ルールの重ね方
上から順に足し引きします。
| 順番 | ルール | 結果 |
|---|---|---|
| 1 | すべての列を次を選択 | 全列 |
| 2 | _tmp で終わる列を次を削除 | 全列から作業用の列を引いた残り |
1 つ目を「次を削除」にすると、全列から引くところから始まります。 上の表は 1 つ目を省いて「_tmp で終わる列を次を削除」の 1 行だけでも同じ結果です。「○○以外を全部」はルール 1 行で書けます。
2 つ目以降のルールを空のままにすると、そのルールはないものとして扱われます。 エラーにはなりません。空にできないのは 1 つ目だけです。
エラーと対処
列を選んでいない
ルールを 1 つも作らなかった、または最初のルールの値が空のとき。
対象の列が選択されていません。
直し方 — ルールを作り、値を入れてください。全列を残すなら「すべての列」を選びます。
選んだ列が見つからない
列名で指定した列がない、またはどのルールにも 1 列も当たらないとき。
対象の列が存在しません。
直し方 — 列名を確かめてください。前の処理で名前が変わるなら、名前に頼らない選び方(型で選ぶ・前方一致)に変えると壊れにくくなります。
よく使う例
1. 作業用の列をまとめて外す
お題 — 計算の途中で作った _tmp で終わる列を全部消したい
入力 — 顧客ID, 売上, 税率_tmp, 税込_tmp
設定 — ルール 1「次を選択」+「すべての列」、ルール 2「次を削除」+「指定文字で終わる列名」で _tmp
出力 — 顧客ID, 売上
注意 — ルール 1 を省いて「次を削除」+_tmp の 1 行だけでも同じ結果です。先頭が「次を削除」のときは全列から引き始めます
2. 数値の列だけ残す
お題 — 集計に使う数値の列だけにしたい
入力 — 店舗(文字列), 売上(数値), 受注日(日付)
設定 — ルール 1「次を選択」+「列型一致」で数値
出力 — 売上 だけが残る
3. 四半期の列だけ取り出す
お題 — Q1_売上 Q2_売上 … のような列だけ欲しい
入力 — 顧客ID, Q1_売上, Q2_売上, 備考
設定 — ルール 1「次を選択」+「正規表現一致」で ^Q[1-4]_
出力 — Q1_売上, Q2_売上
4. ID 以外の数値列を選ぶ
お題 — 数値の列のうち、ID だけは外したい
入力 — 顧客ID(数値), 売上(数値), 店舗(文字列)
設定 — ルール 1「次を選択」+「列型一致」で数値、ルール 2「次を削除」+「指定文字を含む列名」で ID
出力 — 売上
5. 列が増減しても壊れない設定にする
お題 — 毎月 2024_05 のような列が増えるデータを扱っている
入力 — 顧客ID, 2024_03, 2024_04(翌月には 2024_05 が増える)
設定 — ルール 1「次を選択」+「指定文字から始まる列名」で 2024_
出力 — 増えた月の列も自動で入る。列名を 1 つずつ選ぶ「列名一致」だと、増えた列は漏れ、消えた列ではエラーになります