ダッシュボードの公開制限
ダッシュボードの公開で発行した URL は、初期状態では誰でも開けます。開ける人を IP アドレスとパスワードで絞れます。
操作
- 画面構成(ダッシュボード)の歯車ボタンをクリックする
- 公開制限設定のダイアログが開くので、制限を指定する
- 適用をクリックする
設定項目
- 閲覧許可IPアドレス
- 次の 3 つから 1 つを選びます。制限しない/制限する(ユーザーグループに登録されたアドレスを利用)/制限する(手動入力)。切り替えると、もう一方の指定は消えます。
- 自分が所属するユーザーグループを選択
- 「制限する(ユーザーグループに登録されたアドレスを利用)」のときに出ます。自分が入っているユーザーグループを選ぶと、そのグループに登録された IP アドレスが許可されます。グループ側の IP を直せば、ダッシュボードごとに直さずに済みます。設定はユーザーグループ管理で行います。
- IP アドレスの入力欄
- 「制限する(手動入力)」のときに出ます。入力欄には「IPアドレスまたはCIDRをカンマ区切りで入力」と出ます。
203.0.113.10のように 1 つだけ書いた場合は、そのアドレスだけが許可されます。 - 閲覧時にパスワード認証を求める
- チェックを入れてパスワードを打つと、URL を開いたときにパスワードを聞かれるようになります。72 文字まで入ります。
IP の書き方
カンマで区切って、いくつでも並べられます。
| 書き方 | 意味 |
|---|---|
203.0.113.10 | そのアドレス 1 つだけ |
203.0.113.0/24 | その範囲すべて |
203.0.113.10,198.51.100.0/24 | 2 つのどちらか |
パスワードは開き直すたびに消える
設定済みのパスワードを後から確認する方法はありません。分からなくなったら、新しいパスワードを入れて上書きしてください。
2 つは併用できる
IP とパスワードは別々の設定です。両方を設定すると、IP が合っていて、かつパスワードも正しい場合だけ開けます。
| IP 制限 | パスワード | 開ける人 |
|---|---|---|
| しない | 無し | 誰でも(URL を知っていれば) |
| する | 無し | 許可した IP から見ている人 |
| しない | あり | パスワードを知っている人 |
| する | あり | 許可した IP から見ていて、かつパスワードを知っている人 |
制限に引っかかった人に何が出るか
理由は出ません。 弾かれた側に見えるものは、何で弾かれたかによって次のとおりです。
| 弾かれ方 | 閲覧者に出るもの |
|---|---|
| IP で弾かれた(パスワードの有無によらず) | 読み込みに失敗しました |
| IP は通ったが、パスワードが要る | パスワードを聞く画面。間違えるとパスワードが間違っています |
| URL(トークン)が古い・リセット済み | 読み込みに失敗しました |
IP で弾かれた人は、パスワードを聞く画面にすらたどり着きません。 IP の判定がパスワードの判定より先に行われるためです。どちらの文面も原因を言わないので、設定した側が確かめるほかありません。
「URL を送ったのに読み込みに失敗しましたと出る」と言われたら、まず IP の指定を疑ってください。 相手が社外から見ているなら、そのアドレスは許可されていません。
よく使う例
社内からだけ見せる
お題 — 売上のダッシュボードを、オフィスから見るぶんには自由に開かせたい
設定 — 閲覧許可IPアドレスで「制限する(ユーザーグループに登録されたアドレスを利用)」を選び、社内の IP を登録したユーザーグループを選ぶ
出力 — そのグループに登録された IP から開いたときだけ表示される。オフィスの回線が変わったときはユーザーグループ側を直せば、ダッシュボードを 1 つずつ直さずに済む
取引先に見せる
お題 — 相手の IP が分からないが、関係者以外には見せたくない
設定 — 「閲覧時にパスワード認証を求める」にチェックを入れてパスワードを入力し、適用。IP は「制限しない」のまま
出力 — URL を開くとパスワードを聞かれる。URL とパスワードは別の手段(URL はメール、パスワードは口頭など)で渡す
見せるのを一時的に止める
お題 — 数字を直している間だけ、外から見えないようにしたい
設定 — 制限を変えるのではなく、ダッシュボードの公開のスイッチを OFF にする
出力 — 誰も開けなくなる。ON に戻すと同じ URL がそのまま使える