変数機能とは
変数機能は、値を変更する手間を省き、変更を忘れることを防ぐために値を保持する機能です。
変数機能の利用可能なコンテンツ
変数機能は、以下のコンテンツで利用できます。
- 分析プロジェクト
- データソース
- SQL ビルダー
- 通知
ローカル変数と共通変数
変数機能には大きく 2 種類の変数機能があります。
ローカル変数
1 オブジェクト内でのみ作成、利用できる変数です。
たとえば、「分析プロジェクト A」内で変数を作成し利用した場合、その変数は「分析プロジェクト B」内では利用できません。
共通変数
共通変数を作成することで、同じ変数を複数のオブジェクトでインポートし利用できます。
たとえば、共通変数で AmazonS3 のバケット名「nehan」を定義し、データソース A とデータソース B にインポートしてバケット名として利用することができます。
バケット名が変更になった場合、共通変数の値を変更するだけで、データソース A とデータソース B で利用しているバケット名を変更できる利点があります。
変数名のユニーク制約
ローカル変数
ローカル変数は、1 オブジェクト内でユニークである必要があります。
たとえば、分析プロジェクト A 内に変数「today」が存在している場合、同じ A 内に「today」を新たに作成することはできません。
共通変数
共通変数の名前は組織内でユニークである必要があります。
たとえば、ユーザー 1 が共通変数「today」を作成した場合、ユーザー 2 は「today」を作成することはできません。
この制約は強力であり、無秩序に共通変数が作られると共通変数の管理が困難になります。
運用ルールを定めて、共通変数の作成を行うことを推奨します。