各ファイルから読み込む行数を指定する
CSV や Excel などのファイルデータを読み込む際、各ファイルから読み込む行数を制限することができます。 このオプションは、大きなファイルの一部だけを確認したい場合や、データのサンプリングを行いたい場合に便利です。
設定方法
- 各ファイルから読み込む行数を指定するにチェックを入れる
- 各ファイルから読み込む行数に数値を入力する
使用例
各ファイルから最初の 100 行だけを読み込む場合
以下のような CSV ファイルがある場合(実際には数千行あるとします)、
商品名,価格,在庫数商品A,1000,50商品B,2000,30商品C,1500,20...(数千行続く)各ファイルから読み込む行数を指定するをオンにして、各ファイルから読み込む行数に100と入力すると読み込み結果は下記のようになります。
| 商品名 | 価格 | 在庫数 |
|---|---|---|
| 商品 A | 1000 | 50 |
| 商品 B | 2000 | 30 |
| 商品 C | 1500 | 20 |
| … | … | … |
(最初の 100 行のみ読み込まれる)
注意事項
- 読み込む行数には、列名(ヘッダー)行は含まれません(1 行目を列名として扱うオプションが ON の場合)
- 指定した行数よりもファイルの実際の行数が少ない場合は、全ての行が読み込まれます
- 大きなファイルの一部だけを読み込むことで、メモリ使用量を削減し処理速度を向上させることができます
- JSON 形式と Parquet 形式のファイルでは、このオプションは使用できません