nehanにおけるデータの仕様
nehan 内におけるデータは、列と行で表現される表形式のデータのことを指します。
この構造は、一般的なスプレッドシートやデータベースのテーブルと同様です。
以下の例を使って、データの構成要素を説明します。
年齢 | 性別 |
---|---|
20 | 男 |
30 | 女 |
列名
データの最上部の行が列名として扱われ、各列の名前を意味します。上の例では年齢、性別が列名に当たります。
列名には以下の特徴があります。
- データの属性や特性を表す
- データ操作の際の参照点となる
- 一意である必要がある(重複する場合は自動的に修正される)
列
列とは、縦方向に並んだデータのことを指します。
例えば年齢列とは下記のデータを指します。
年齢 |
---|
20 |
30 |
列には以下の特徴があります。
- 同じデータ型の値が格納される
- 列方向とは縦方向の向きを指す
- 列単位での操作(型変換、計算など)が可能
行
行とは、横方向に並んだデータのことを指します。
上の例では、以下の 2 つが行となります。
20, 男
30, 女
行には以下の特徴があります。
- 複数の列の値の組み合わせで構成される
- 行方向とは横方向の向きを指す
- 行単位での操作(フィルタリング、ソートなど)が可能
セル
セルとは、行と列の交点にある 1 つのデータ要素のことを指します。
例えば年齢列は以下のセルで構成されています。
- 20が入ったセル
- 30が入ったセル
セルには以下の特徴があります。
- 単一の値を格納する
- 特定の型(文字列、数値、日付など)を持つ
- 欠損値(NA)を持つことがある