欠損値の挙動
基本的な挙動は以下のとおりです。
特殊な扱いをするものについては、各データ処理のページ記載いたします。
グループキーに欠損値が入っている場合
欠損値も、キー内のデータの1つとしてみなされます。
キー1列でのデータ集計の例
※部屋番号ごとにデータ数をカウント
キー2列でのデータ集計の例
※「年齢」「部屋番号」ごとのデータ数をカウント
集計対象列に欠損値が入っている場合
欠損値を完全に無視して計算します。
例えば、下記例の部屋番号=<NA>における年齢平均の計算式は
(28 + 3 + 21) ÷ 3
となり、÷4ではないことに注意してください。
合計と平均のデータ集計例
※「部屋番号」ごとに「年齢」を合計、平均
演算対象列に欠損値が入っている場合
欠損値を完全に無視して演算します。
数値列同士の演算の例
※「年齢」+5の結果を「年齢2」に挿入
列or行方向の累積和の例
※「年齢」の上からの累積和を「累積和_年齢」に挿入
欠損値と文字列を結合する場合
- 欠損値は空白として扱われます。
- 欠損値と欠損値の結合は、欠損値となります。
文字列同士の結合の例
※「年齢」と「部屋番号」を文字列結合